【ことばが遅い】【文で話すのが苦手】【理解しているのに話さない】【不明瞭で何を言っているのかわからない】【母音の発音が揃わない】【お口周りの運動が苦手】など、お悩みに応じた「ことばの相談」をお受けします。
お受けできるご相談の例
● 知的障害・自閉スペクトラム症・グレーゾーンに由来することばの遅れ
ことばが出ない・ことばの発達がゆっくり・知っていることばに偏りがある・やり取り表現が少ない・会話のラリーが続かない・コミュニケーションが取りづらい などが、知的障害・自閉スペクトラム症・グレーゾーンなどの神経発達症に由来することがあります。
● レイトトーカーかも?のご相談
「レイトトーカー」とは、1歳半~3歳の時期に、ことばをなかなか話し出さない、文でのおしゃべりが増えていかない、などの状態を指します。レイトトーカーのうち20~30%は、のちに「ことばの遅れ」や「学習面のつまづき」につながると言われています。
※すべてのレイトトーカーのお子さんが、ことばの遅れや学習面のつまづきにつながるわけではありません。
● 知的障害や自閉スペクトラム症 ”ではない” ことばの遅れ
特定の背景や理由が見当たらなくとも、語いが少ない、説明が苦手、同年代のお子さんに比べてことばがたどたどしい、などが、「言語発達障害・発達性言語障害(DLD)」「特異的言語発達遅滞(SLI)」と呼ばれる状態に該当することがあります。
※すべてのお子さんがDLDやSLIに当てはまるわけではありません。
● 著しい発音の不明瞭・理解はしているけれどおしゃべりが出ない
ことばの”音”を作ること(構音の実行)が難しいお子さんや、音を頭の中で整理したり正しく並べること(音韻の操作)が難しいお子さんがいます。
構音障害に該当する場合もあります。構音障害についてはこちら。
ことばの相談室ことりでの取り組み
実践内容は、お子さんの年齢や発達の状況によってさまざまです。
- 現在の状況をうかがい、言語聴覚士としての相談・助言をおこないます。
- 一般的な発達の流れ、特にことばの発達の流れや望ましいかかわりについてお伝えします。
- 保護者様への聞き取りやお子さん本人の行動観察、既存の検査などを用いて詳しくアセスメントを行います。
- ことばの練習を直接おこないます。
- コミュニケーションに使える手段(AAC)のご紹介・実践をおこないます。
- ご家庭でできる環境の工夫をご提案します。
- ご家庭で取り組める練習をご提案します。
- 必要に応じて、おもちゃや教材教具のご紹介をおこないます。
※購入を強制するものではありません。
- 動画や録音音声をお送りいただき、定期的にことばの発達について経過観察・相談をおこないます。
- 保育園・幼稚園・学校・児童発達支援・放課後等デイサービス・ならいごとの先生など、さまざまな連携先宛にお手紙を作成したり資料をご提供します。
※資料の作成に別途料金を頂戴することがあります。
上記は、相談のすすめかたの一例です。
一人のお子さんにすべての項目が必要となるわけではありません。
頻度や回数、方法などはご希望と必要度に応じて対応します。
詳しくは、担当となる言語聴覚士に直接ご相談ください。